失敗しない街選び:チェックすべき10のポイント

引っ越し先を決めるとき、「なんとなく良さそう」という理由だけで選んでいませんか?実際に住んでみたら「思っていたのと違った」「こんなはずじゃなかった」と後悔する人は少なくありません。この記事では、不動産業界で10年以上働いてきた経験と、実際に5回の引っ越しを経験した私が、本当にチェックすべき街選びのポイント10選をご紹介します。

1. 交通アクセス:通勤・通学だけじゃない

主要駅までの所要時間と乗り換え回数

多くの人が「職場まで30分以内」といった条件で探しますが、見落としがちなのが乗り換え回数です。

  • 乗り換え1回増えるごとに、体感的な疲労度は1.5倍になる
  • 遅延や運休時の代替ルートがあるか
  • 終電時間(残業や飲み会後に帰れるか)

休日の利便性も考慮

平日の通勤だけでなく、休日に都心や商業施設へアクセスしやすいかも重要です。

チェックポイント:

  • 主要駅まで何分?乗り換えは何回?
  • 終電は何時?
  • 複数路線が使えるか(代替ルートの有無)
  • 休日に行きたい場所へのアクセスは?

2. 治安:犯罪発生率とエリアの雰囲気

数字で見る治安

「なんとなく怖そう」ではなく、データで判断しましょう。

  • 警視庁の「犯罪情報マップ」で犯罪発生件数を確認
  • 特に「侵入窃盗」「粗暴犯」の件数に注目
  • 夜間の人通りや街灯の多さ

実際に歩いて確認すべきこと

  • 駅から家までの道を夜に歩いてみる(これ重要!)
  • 繁華街や風俗店の有無
  • 路上駐車や落書きの多さ(地域の管理状況が分かる)

チェックポイント:

  • 警視庁の犯罪情報マップで犯罪発生率を確認
  • 夜の駅から家までの道を実際に歩く
  • 街灯の数と明るさ
  • 繁華街との距離

3. 買い物環境:スーパーとコンビニの充実度

日常的に使うスーパーが重要

毎日の買い物がストレスになると、想像以上に生活の質が下がります。

  • 家から徒歩5分以内にスーパーがあるか
  • 営業時間(夜遅くまで開いているか)
  • 価格帯(高級スーパーしかないエリアは要注意)

意外と大事なコンビニの位置

  • 駅と家の間にあると便利
  • 急な買い物やATM利用に

チェックポイント:

  • 徒歩5分圏内にスーパーがあるか
  • スーパーの営業時間と価格帯
  • ドラッグストアの有無
  • コンビニの位置(駅と家の間が理想)

4. 医療施設:いざという時に困らないために

総合病院と個人クリニックの両方を確認

健康な時は気にしませんが、いざ病気や怪我をした時に重要になります。

  • 総合病院まで30分以内にアクセスできるか
  • 内科・歯科・小児科などの個人クリニックが近くにあるか
  • 夜間・休日診療の対応施設

子育て世帯は特に重視

  • 小児科の混雑状況
  • 予防接種や健診が受けられる施設

チェックポイント:

  • 総合病院まで30分以内
  • 徒歩圏内にクリニックがあるか
  • 夜間・休日診療の対応施設の有無
  • (子育て世帯)小児科の評判

5. 教育環境:子育て世帯は必須チェック

学区と学校の評判

  • 小中学校の学区を確認
  • 学校の評判(口コミサイトや地域掲示板で調査)
  • 通学路の安全性(交通量、街灯、見守り活動)

保育園・幼稚園の状況

  • 待機児童数(自治体のホームページで確認可能)
  • 認可保育園の数と空き状況
  • 学童保育の充実度

チェックポイント:

  • 学区の評判と通学路の安全性
  • 待機児童数と保育施設の充実度
  • 塾や習い事施設の有無
  • 公園や児童館などの遊び場

6. 騒音問題:見落としがちな重要ポイント

物件だけでなく周辺環境も

内見時は静かでも、時間帯や曜日によって騒音状況は変わります。

  • 線路や幹線道路からの距離
  • 飲食店や居酒屋の営業時間
  • 近隣に工場や作業場がないか
  • 上空の航空機ルート

時間帯を変えて確認

  • 平日の朝・昼・夜
  • 休日の朝・夜
  • できれば複数回訪問する

チェックポイント:

  • 線路・幹線道路からの距離
  • 飲食店街との距離
  • 工場や作業場の有無
  • 複数の時間帯で騒音を確認

7. 災害リスク:ハザードマップは必ず確認

自治体のハザードマップで確認

近年の異常気象で、水害リスクは無視できません。

  • 洪水ハザードマップ
  • 土砂災害警戒区域
  • 地震の揺れやすさマップ
  • 津波・高潮リスク

標高と地形も重要

  • 低地や窪地は浸水リスクが高い
  • 川や用水路の近くは要注意
  • 過去の災害履歴を調査

チェックポイント:

  • 自治体のハザードマップで浸水想定区域を確認
  • 土砂災害警戒区域に該当していないか
  • 標高と周辺の地形
  • 過去の災害履歴

8. 街の将来性:再開発と人口動態

今だけでなく5年後、10年後を考える

  • 駅前再開発の計画があるか
  • 大型商業施設の建設予定
  • 逆に、廃業が増えているエリアは要注意

人口動態の確認

  • 人口が増えているエリアは活気がある
  • 高齢化率が高すぎるエリアは将来性に不安
  • ファミリー層が多いか、単身者が多いか

チェックポイント:

  • 再開発計画の有無
  • 人口増減の傾向
  • 商店街の活気
  • 新しい店舗の出店状況

9. 住民層とコミュニティ:意外と大事

街の雰囲気は住民が作る

  • ファミリー層が多いエリアは子育てしやすい
  • 学生が多いエリアは夜が騒がしいことも
  • 高齢者が多いエリアは静かだが、将来の空き家増加リスク

コミュニティの確認方法

  • 自治会や町内会の活動状況
  • 地域イベントの有無
  • 掲示板やSNSでの情報交換

チェックポイント:

  • 街を歩いている人の年齢層
  • 自治会活動の活発さ
  • 地域イベントの有無
  • ご近所付き合いの程度

10. 生活コスト:家賃以外の出費を計算

見落としがちな生活コスト

家賃が安くても、トータルコストが高いことがあります。

  • 駐車場代(都心は月3〜5万円も)
  • 交通費(定期代)
  • 自治会費やゴミ処理費
  • 光熱費(都市ガスかプロパンガスか)

長期的なコスト試算

例:家賃7万円のA駅 vs 家賃6万円のB駅

A駅:家賃7万円 + 定期代5,000円 = 75,000円/月
B駅:家賃6万円 + 定期代15,000円 + 駐車場代20,000円 = 95,000円/月

→ 月2万円、年間24万円の差!

チェックポイント:

  • 駐車場代(車を持つ場合)
  • 通勤定期代
  • 都市ガスかプロパンガスか
  • 自治会費などの固定費

まとめ:完璧な街選びのための3ステップ

ステップ1:優先順位を明確にする

上記10項目すべてを満たす街はほぼ存在しません。自分にとって何が最も重要かを明確にしましょう。

例:

  • 子育て世帯 → 教育環境、治安、医療施設
  • 単身サラリーマン → 交通アクセス、買い物環境、生活コスト
  • リモートワーカー → 騒音、災害リスク、住民層

ステップ2:複数回、複数の時間帯で訪問

  • 平日と休日
  • 朝・昼・夜
  • 晴れの日と雨の日

それぞれで街の表情は大きく変わります。

ステップ3:データと感覚の両方を大切に

  • ハザードマップや犯罪統計などの客観的データ
  • 実際に歩いて感じる街の雰囲気

両方を組み合わせることで、失敗しない街選びができます。

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引っ越しは人生の大きな決断です。この記事のチェックポイントを参考に、後悔のない街選びをしてください。

あなたにとって最高の街が見つかることを願っています!