内見で絶対にチェックすべき10のポイント

物件の内見は、実際に住む部屋を自分の目で確認できる重要な機会です。しかし、限られた時間の中で何を見れば良いのか、意外と見落としがちなポイントが多いもの。この記事では、不動産業界で10年以上働いてきた経験から、内見で絶対にチェックすべき10のポイントを詳しく解説します。

1. 日当たりと採光

時間帯によって大きく変わる

日当たりは、できれば午前中・正午・夕方と、異なる時間帯に確認するのが理想です。

  • 南向き:日中明るいが、夏は暑くなりやすい
  • 東向き:朝日が入るが、午後は暗くなる
  • 西向き:午後から夕方まで日が入るが、西日が強い
  • 北向き:直射日光は入りにくいが、安定した明るさ

チェックポイント:

  • 部屋の向き(方角)を確認
  • 周辺の建物による日陰の影響
  • 窓の大きさと数
  • 実際に電気を消して明るさを確認

2. 騒音・防音性

住んでからでは遅い騒音問題

騒音は、住み始めてから最もクレームの多い問題の一つです。

チェックすべき騒音源

  • 外部:道路、線路、飲食店、工場
  • 建物内:隣室、上下階、共用部分
  • 設備:エレベーター、給排水管

チェックポイント:

  • 窓を開けて外の音を確認
  • 壁を軽くノックして厚みを確認
  • 床を歩いて軋む音がないか確認
  • 可能なら平日・休日両方訪問

3. 水回り(キッチン・風呂・トイレ)

毎日使う場所だからこそ重要

水回りは交換や修理に費用がかかるため、入居前にしっかり確認が必要です。

キッチン

  • シンクの広さと深さ
  • コンロの口数(2口以上が理想)
  • 調理スペースの広さ
  • 換気扇の動作確認

お風呂・トイレ

  • 浴槽の広さ(足を伸ばせるか)
  • シャワーの水圧(実際に出して確認)
  • 換気扇の有無と動作確認
  • トイレの便座(ウォシュレット付きか)

チェックポイント:

  • 蛇口をひねって水圧を確認
  • 排水の流れを確認(詰まりがないか)
  • カビや水垢の状態
  • 換気扇を実際に動かす

4. 収納スペース

思ったより物は多い

収納が少ないと、部屋が散らかりやすくなります。

  • クローゼット:ハンガーパイプの高さと奥行き
  • 押し入れ:布団が入るサイズか
  • 下駄箱:靴の収納数
  • その他:キッチンの吊り戸棚、洗面所の収納

チェックポイント:

  • 収納扉を全て開けて中を確認
  • 奥行きと高さを測る(メジャー持参)
  • 手持ちの荷物が入るか想像する
  • 湿気やカビの跡がないか確認

5. コンセントの位置と数

見落としがちだが重要

コンセントの位置が悪いと、家具の配置が制限されたり、延長コードだらけになります。

チェックポイント:

  • 各部屋のコンセント数(最低2口以上)
  • コンセントの位置(家具配置を想像)
  • テレビ・インターネットの端子位置
  • エアコン用コンセントの有無

6. 携帯電話の電波

意外と圏外エリアがある

特に鉄筋コンクリート造の建物は、電波が入りにくいことがあります。

チェックポイント:

  • 各部屋で携帯電話の電波を確認
  • 複数のキャリアで確認(家族全員)
  • Wi-Fi環境の有無を確認

7. セキュリティ

安全な生活のために

特に一人暮らしの女性は、セキュリティ面を重視しましょう。

  • 玄関:鍵の種類(ディンプルキー推奨)、ドアスコープ、チェーンロック
  • :補助錠の有無、面格子(1階の場合)
  • 共用部:オートロック、防犯カメラ、管理人の有無

チェックポイント:

  • 鍵の種類と数(2ロック以上が理想)
  • インターホンの種類(モニター付きか)
  • 玄関周りの明るさ
  • 郵便受けの形状(外から見えにくいか)

8. においとカビ

住環境に大きく影響

におい問題は、住み始めてからでは対処が難しいことが多いです。

⚠ 注意すべきにおい

  • カビ臭:湿気が多い証拠
  • タバコ臭:壁紙に染み付いている可能性
  • ペット臭:前の住人がペットを飼っていた
  • 下水臭:排水管の問題がある可能性

チェックポイント:

  • 部屋全体のにおいを確認
  • クローゼット内のカビチェック
  • 浴室・洗面所の換気状況
  • 窓を開けた時の外からのにおい

9. 共用部の清潔さ

建物の管理状況が分かる

共用部が汚れていると、管理が行き届いていない証拠です。

チェックポイント:

  • エントランスの清掃状況
  • 階段・廊下のゴミや汚れ
  • ゴミ置き場の管理状態
  • 掲示板の情報(住民トラブル等)

10. 周辺環境

駅から部屋まで実際に歩く

内見の前後に、必ず実際に歩いてみることをおすすめします。

チェックポイント:

  • 駅からの所要時間(実測)
  • 道の明るさ(夜間も確認)
  • 坂道の有無と傾斜
  • コンビニ・スーパーの場所

まとめ:内見の3つのコツ

1. 持参すべきもの

  • メジャー(家具のサイズ確認)
  • スマホ(写真・動画撮影、方位確認)
  • チェックリスト(この記事を印刷)
  • ビー玉(床の傾きチェック)

2. 複数回訪問する

可能であれば、曜日や時間帯を変えて2-3回訪問しましょう。

  • 平日と休日
  • 朝・昼・夜
  • 晴れの日と雨の日

3. 気になることは遠慮なく質問

不動産会社に、以下のような質問もしておきましょう。

  • 前の住人の退去理由
  • 近隣トラブルの有無
  • 過去の修繕履歴
  • 更新料や敷金返還のルール

気になる街の住みやすさを分析

「この場所どう?」では、AIが気になる地域の住みやすさを多角的に分析します。

  • 周辺環境の詳細データ
  • 住みやすさの総合評価
  • 治安・利便性・交通アクセス
  • 実際のデータに基づいた客観的な分析
無料で今すぐ分析してみる

内見は、物件選びの最終確認の場です。この記事のチェックポイントを参考に、後悔のない部屋選びをしてください。

あなたにとって最高の部屋が見つかることを願っています!